私たちは「システムで人々をしあわせにする」ことを目的に、"Empower Clients' Business with Agile"をビジョンに掲げています。
では、お客様の立場から私たちのチームはどういう価値を提供できるのか、何を期待していただけるか。
私たちは決して完成されたチーム、例えば「これこれこういうシステム、プロダクトの開発を得意とし、実績も豊富です、安心してお任せください」と言えるわけではありません。若いメンバーが多く、百戦錬磨で多くのシステム開発の経験をしてきているわけでもありませんので、常に新しいことを学び、試行し、改善しながら開発をしています。手前味噌ながら、メンバーは皆とても能力が高く、学んだこと経験したことを糧として、成長し続けています。むしろ固定観念にとらわれず、恐れずチャレンジすることをいとわない、チャレンジし続けられることが強みだと思っています。加えて、責任感はとても強く途中で投げ出すことは絶対にしませんし、仲間を助けながらチームとしても個人としてもできることを精一杯やり遂げる、そんなチームです。
一般的には枯れた技術や分野であっても、全く新しいものであっても、開発への取り組み方はあまり変わりません。ですから、枯れた技術や分野について他社の開発チームと比べてそれほど優位性は発揮できないかもしれません。特に、あらかじめ決められたこと、つまりは日本できっちりとした仕様を決めて、それに従ってシステムを開発するのは、私たちのチームには向かないようにも思われます。理想的には、お客様と共に答えがはっきりとしていないことや技術にチャレンジ、試行錯誤や改善を重ねながら取り組んでいければよいのですが、現実的には今は日本とベトナムという言葉や文化、そして何より物理的な距離と心の距離がそれを難しくしています。日本とベトナムの双方が苦労しながらも信頼関係を積み重ね、心の距離を縮めて、共に成長していける関係を築いていければと思っています。
すぐに結果を出していけるわけではありませんが、短期的には小さな成果を挙げつつ、中長期的にプロダクトとビジネス、チームと組織を成長させ、大きな成果・価値へとつなげていく、そんな仕事を目指しています。
Comments