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​KDDI アジャイル開発センター株式会社 様

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はじめに

株式会社アットウェアは、KDDIアジャイル開発センター株式会社様(以下、KAG。2022年5月設立。それ以前はKDDI株式会社様)との間で2014年のKDDI株式会社様内製でのアジャイル開発以来、長期に渡ってご支援をさせていただいています。

そのなかで、ベトナムから現地大学新卒で来日間もなく日本語もままならない状態であったNamがエンジニアとして2016年にKAG様サービス開発プロジェクトへ参画する機会をいただきました。日本人エンジニアと共にアジャイル開発を経験、周りのみなさんのサポートと本人の努力、そしてもともとのマインドとポテンシャルを発揮して、徐々に成果をあげていきました。

Namは4年ほど経験した後、ベトナムへの帰国を機に、2020年7月にベトナム法人のatWare Vietnam Co., Ltd.を設立しました。

現在(2023/1)、メンバーも次第に増え、引き続きアジャイル開発のプロジェクトに参加させていただいております。

​プロジェクトと開発言語・環境

法人向けWebポータルサイトの開発・保守

  • FrontendJavaScript, Angular,Typescript

  • BackendJava, Spring,Typescript, NodeJs

  • Github action

  • AWS

わたしたちはお客様と共にお客様の課題を解決する

これは、わたしたちが一番大切にしていることであり、強みです。

お客様が

  • 課題をどう解決すればよいかわからない

  • どういう物を作ればよいかわからない

といった場合、わたしたちはアジャイルなソフトウェア開発の価値に基づいて、試行錯誤しながら開発を進めていきます。たとえ、これまでに経験したことのない課題であったとしても、実際にKAG様と何度も壁を乗り越え、新しい技術を見つけ出し、習得し、活用してきました。

これは従来のオフショア開発の単に開発力を提供することとは異なります。

事例1:アジャイル開発の改善の取り組み

わたしたちはKAG様のスクラムマスターである竹川様と、二人三脚でスクラムチームの改善に取り組みました。その結果、既存のメンバーを中心に、大きな追加予算を掛けずとも、高いベロシティを出し、リリースサイクルを短縮することに成功しました。

例えば

  • 小さなスクラムチームへの細分化

  • アジャイルマインドの浸透

  • プロダクトオーナー支援

”わたしたちの多くは、Scrum Inc. Japan株式会社様のトレーニングコースを受けており、アジャイル開発のベストプラクティスをベースに、お客様の現状に合わせた最適解を導き出し、日々改善に努めています。”

竹川様は、開発チーム内だけではなく、プロジェクトスポンサーを含むステークホルダーとも積極的に調整してくださったこともあり、短期間でチーム体制など難しい課題を解決することができました。

事例2:自己組織型チームへの成長

冒頭にも記載したNamは、高い技術力に加え、素晴らしいアジャイルマインドを持っています。atWare Vietnam設立後も開発チームはしばらく彼に依存する形となっていましたが、彼と共に仕事をしてきたメンバーであるJackやTienは元々持っていたポテンシャルに加えて、著しく成長を遂げました。そのおかげもあって、今では彼らも開発チームの中心的な存在を担っています。

”わたしたちは、高い技術力だけではなく、高いアジャイルマインドを持つエンジニアを生み出すサイクルを持っています。”

竹川様は開発者が育つ環境づくりを積極的に提供してくださいました。たとえば、わたしたちのインターン生であってもプロジェクトに参画し、スプリントレビューで発表出来る機会もいただいています。

将来、第2、第3のNam、Jack、Tien(下:写真掲載)が出てくることを信じています。

事例3:新たな取組みへ(代理プロダクトオーナー)

オフショアで開発するにあたり、従来はスクラム開発のロールには無いブリッジSEを配置していました。ただ、ブリッジSEが製品や機能の価値を本当に理解していないと開発チーム自らが最適なソリューションを提供することが難しい状況がありました。また、アジャイルの重要な要素であるチームメンバー間での密なコミュニケーションがブリッジSEを介したものになりがちでした。そこで、ブリッジSEではなく、代理プロダクトオーナー(以下、代理PO)を配置することにより、プロダクトオーナーから代理POを通じて、開発チームに価値をより正確に伝える取り組みを行っています。

”わたしたちは、開発チームからお客様の課題解決に向けて、ソリューションを提案します。”

竹川様は、代理POの仕組みをサポートしていただきました。アジャイルの原則に従い、経験しないと得られるものがなく、仮に問題があれば改善していけばよいというスタンスで進めてくださり、開発チームは良い雰囲気のもと開発に取り組めています。

​​さいごに

わたしたちはKAG様とプロダクトゴールを達成するために日々努力していますが、常に意識しているのは、実際に製品を利用するお客様です。お客様が幸せになること これがわたしたちの最大の使命となります。この考えは、どのクライアント様に対しても同じです。
これからもより多くのクライアント様にアジャイルを活用し、エンパワーを与えられる会社に成長していけるように努力していきます!

​お客様の声

Mr. Takekawa's image

​竹川様

​KDDIアジャイル開発センター株式会社 スクラムマスター

Nam Jack Tien

Nam・Jack・Tien

atWare Vietnam 開発メンバー

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